高校3年生の娘が、高校3年の5月に急に「海外留学したい!」と言い出しました。去年までは、日本の大学を受験するつもりだったので、高校2年の秋には、早稲田大学、慶應大学、上智大学などの大学文化祭に行ってみたり、もちろん大学受験の塾にも通っていました。
娘は、高校3年になっても、日本の大学で行きたい学部や、行きたい大学を見つけられずにいました。初めて「海外留学したい!」という具体的な希望が出てきたので、驚きながらも、全力で応援することにしました。とはいえ、私は留学したこともありませんし、英語も苦手です。まずは、留学って、どこの学校に?ということから二人で探すことにしました。
日本国内の大学に在籍しながら留学するのはどう?
まずは、どんな国に留学するのか、留学先の情報を調べました。インターネットで調べたり、留学ジャーナルという雑誌を買って読んでみたりしました。その情報の中で、日本にある国際系大学で、海外留学が必須になっている大学もあることがわかりました。そこで、それらの大学を娘に紹介してしました。それが以下の大学です。
立命館大学グローバル教養学部
立命館大学ではオーストラリア国立大学に1年間留学が必須で、日本でも授業はすべて英語で実施されます。
4年間で立命館大学とオーストラリア国立大学の2つの学位が取れるという、ダブルディグリーが魅力的です。
アリゾナ州立大学サンダーバードグローバル経営学部
アリゾナ州立大学は、大学1年と2年は広島大学内のキャンパスで学び、大学3年と4年は、アリゾナ州立大学で学ぶというプログラムでした。日本とアメリカの両方で学べる魅力的な大学だと思いました。
ニューサウスウェールズ大学日本校ファウンデーションプログラム
ニューサウスウェールズ大学はオーストラリアの大学ですが、ファウンデーションコースが京都に新しく開講しました。京都で1年学んだあとに、UNSWに大学進学するというプログラムです。
それぞれの大学から資料を取り寄せ、オンライン説明会にも参加しました。しかし、娘の反応はいまいちです。
娘の希望は、「すぐに海外で学びたい」ということだとわかりました。
そこで、日本校での留学を検討から残念ながら除外し、どこの国に留学するか、と娘と相談を開始しました。大きな地域として、ヨーロッパ、カナダ、アメリカ、アジア、オーストラリアの中から娘の興味のある国に絞りました。
その結果、アメリカとオーストラリアの2つの国に絞られました。
カリフォルニア大学か、オーストラリアの大学か
アメリカは、カリフォルニア大学へコミュニティカレッジから編入する、というプログラムがあることがわかりました。
オーストラリアは、大学ごとに入学要件を確認することになりました。
カリフォルニア大学のコミュニティカレッジからの編入は、本を読んだり、エージェントのオンライン説明会と個別相談会にも色々参加しました。
オーストラリアの大学への、留学方法を確認するために、いくつかのエージェントのオンライン説明会と個別相談会にも参加しました。
オーストラリアの大学へ行きたい!
そうして調べるうちに、娘が「オーストラリアへ留学したい!」と決断をしてくれました。私は、カリフォルニア大学にも惹かれていたのですが、娘の希望を尊重して、オーストラリアの大学に絞って、調べていくことに決まりました。
高校3年生の5月下旬から調べ始めて、もう7月になっていました。日本の大学受験はしない、ということが決まったので、大学受験の夏期講習は申し込みしないことになり、すべての受験塾を退塾しました。